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前職では異なる業種に従事していましたが、カナダでのワーキングホリデー中、現地のスーパーで多くの日本製品が並んでいるのを目にし、それらの商品がどのように海を越えて現地に届くのかという物流や貿易の仕組みに興味をもったことがきっかけです。英語を活かしながら、グローバルな仕事に携わりたいという思いから、未経験でも挑戦できる当社へ応募しました。実務を通じて学びながら成長できる環境にも魅力を感じ、入社を決意しました。
現在は航空輸出のフォワーディング業務を担当しています。貨物の集荷から輸送のブッキング手配、現場での作業、通関部門や現場との調整、納期管理、顧客対応、海外代理店との連絡、AWB(航空運送状)の作成、通関書類の確認、そして危険品の対応など、幅広く関わっています。複数の案件が同時進行する際には、それぞれの優先順位を的確に判断し、段取りを組み直す必要があります。また、関係部署や取引先との密に連携を通じて、ミスなく業務を進めることが求められます。個人の対応力に加え、チームや関係各所との日頃の情報共有と連携体制の維持が欠かせません。
日々さまざまな貨物を扱う中で、状況に応じた判断力や柔軟な対応力が求められる点にやりがいを感じています。特に航空貨物はスピードと正確さが求められ、緊急の依頼ではフライト時間ギリギリまで調整が必要となることもあります。しかし、関係各所と連携しながら迅速に対応し、無事に間に合わせることができたときは、大きな達成感があります。福岡という地域柄、航空会社の選択肢が限られる中で、お客様のご要望にどう応えるか悩む場面も多いですが、その分、対応がうまくいったときの喜びもひとしおです。
休職後も、自分の経験を活かして働きたいという気持ちが強くありました。また、当社には復職しやすい雰囲気があると感じていたため、仕事を続けることに迷いはありませんでした。現在は時短勤務で働いています。限られた時間内での業務遂行は難しさもありますが、集中力が高まり、以前より効率的に仕事を進めることができていると実感しています。急な子どもの体調不良などによりお休みをいただくこともありますが、そのような場合でも、可能な限り業務を前倒しで対応し、進捗状況をチームメンバーに逐一共有することで、職場やお客様に影響が出ないよう心がけています。職場の理解と柔軟なサポートに日々感謝し、今後も業務を円滑に進めていけるよう努力していきます。
今後は、通関業務にも積極的に携わり、通関士の資格も取得したいと考えています。また、航空輸出だけでなく、輸入業務や海上貨物にも挑戦し、さまざまな業務を経験することで成長し業務の幅を広げていくことで、多方面で活躍できる社員となることが目標です。さらに、私自身が妊娠・出産を経ても安心して働き続けられる前例となり、後に続く社員にとって、仕事と家庭を両立できる働きやすい職場であることを示したいです。後に続く社員が柔軟に働ける環境を作り、誰もが安心してキャリアを積んでいけるような職場づくりに貢献できたらと考えています。
掲載社員の仕事内容・写真は取材当時のものです。